二度目の恋
「あの日、俺は親に話しをしたんだ。美奈に子供が出来たから、一緒になりたいって……。20歳の俺には何も出来ず、全く取り持ってくれず……、気がついたら、プライベートジェットの中だった。美奈と話したい、そう何度も頼んだが聞き入れて貰えず、勝手に留学扱いになっていて、帰国も出来ない状態だった。やっと帰国出来たのが、その2年後。」
「その足で、美奈の家に行ったよ。けど、美奈の家はなくてアパートになっていた、近所の人に聞いたら2年くらい前に家を売ったと聞かされたよ」
20年前の出来事
初めて知る一輝のこと
それと……実家の事に驚いた
『……売った?』
私のつぶやきに、一輝は反応した
「……知らないのか?」
私が頷くと更に驚いた一輝
何故驚くのか、私にはわからない