二度目の恋
『私……勘当されたから、』
そう言うと一輝の顔は
更に驚いて、驚きすぎて
頭がついていかないのか
口を開けたまま放心状態だ
「な…、な……に、」
言葉にならない事を発している一輝
その時、会議室のドアがノックされた
「社長、お時間です」
その言葉に一輝はハッとして
すぐ、元の社長に戻る
「今行く」
そう言って一輝は私の目の前に来て
「時間、作るから」
そう言って一輝は出て行った
時間を作る?
なんで?どうして?
それに、20年前の話
すればするほど、一輝は驚いた表情
なんで、あんな風に驚くのか
私には理解できない
それに、何故2年経って私に会いに実家を訪ねたのか……わからない。
私がきちんと中絶したのか
確認したかったのだろうか……、
どちらにせよ
時間を作ったところで
私は二度とこの話をしたくはない。