二度目の恋
『遥輝っ、遥輝!』
「……あ、ん?あ、ごめん。」
「美奈ちゃんがナンパされてると思っちゃって、つい……」
おどけながら
いつもの遥輝に戻っていた
私は後ろを振る向かず
そのまま遥輝と歩く
一輝も他の人同様
遥輝を彼氏だと思ってくれていい
それで私の前に現れなければ……
けど、そんな考えは甘かった
社長という職務は暇なのか?と思った
またか……
毎日、パソコンを立ち上げると
社内メールが届いている
差出人は社長である、一輝。
どうにかして、私と話したいらしい
誰にも見られたくなくて
メールを確認すれば削除する
ゴミ箱なんかに入れない削除だ……
「田宮さん、金曜さ、一緒に買い物行ってもいいかな?」
屋上でお昼を食べていると
佳奈さんが提案してきた
鍋は私に任せて、と。
すっかり忘れていたんだ
先週、食事会の時に決めていた鍋パ