二度目の恋
『遥輝、なんかごめんね』
なんか、巻き込む形になってしまった
今まで、会社の人と遥輝を合わせたことはない。
もちろを、自宅に招くなんてなかった
「んー?俺は嬉しいよ?美奈ちゃんの大切な人なんでしょ、佳奈さんって。そんな人を俺に紹介してくれたことが、めちゃくちゃ嬉しいんだ」
遥輝……
私には友達と呼べる人はいない
家を出た時に、私は何もかも捨てた
「だから、気にしないで。これからも飲みに行ったり、うちに誘ったりしてくれていいんだからね」
手際よく料理をしている遥輝
……あんたは、私の母親かっ!
そう言いそうになったけど
その言葉をビールで流し込んだ
『俺、河村さん好きだな。なんか兄ちゃんみたいでさ。明日、もっと仲良くなれたらいいなー』
兄弟がいない遥輝
一度だって、そういうことを口にしたことがない
けど、言わないだけで思ってたんだろう。