二度目の恋


家を出て、街を出て
遠く知らない街へとたどり着いた

妊婦ということを隠し
働ける場所を探し、少しでもと思い
お金を稼いだ


けど、そんなのはすぐ限界がきてしまう
住む場所すら無く、駅で過ごしたり
バスターミナルで過ごしたり
素泊まりのホテルなど……


身体も心も限界だった時
ホームレスのボランティアをしている人が声をかけてくれた


事情を説明すると
妊婦を受け入れてくれるボランティアがあると聞き、そこでお世話になった


そこの施設は
いろんな事情を抱え、お腹を大きくしている人たちが数人いた


施設でお世話になっている間
施設から提供された内職で少しでも
お金を稼ぎ、妊婦健診を受け
産後の事を検討しながら過ごしていた
< 8 / 269 >

この作品をシェア

pagetop