WOLF-孤独のその先-



授業中はたまに寝てるし、ノートもちゃんととってるのかというと曖昧だ。真面目ってわけではないけど、





学校にいかないとソウが心配するから… 家にいつも一人な私をソウはもちろん知ってる。そんな私をソウは昔から心配してくれていた






だから高校もソウと同じ高校にした。






心配させない為にも学校だけは昔からちゃんと通っていた。それは子供ながらに自分を大切に思ってくれる人への精一杯の行動だったんだと思う。





「今日も泊れよ」





そう言われて初めて自分が何にも考えていなかった事に気がつく。




そうか、今は夜の21時過ぎだ。
いつもはまだバイトをしていたりキョウヤと外でご飯を食べていた時間。




でも今日は違う、ずっとキョウヤの家にいる。自分の家に帰るんだとしてもここから歩いて10分くらいだ。全然帰れる距離





けど、だけど…





「明日朝送ってやる」





「…うん」





キョウヤとまだ一緒にいたい。



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