WOLF-孤独のその先-



「……なんで…」






「……」





「何でそんな事するの…」






この言葉を言ったって自分もソウにたくさん心配をかけているくせに…こんな事言う資格なんて無いって分かってる…





「何でそんな危ない事するの…」





「…ナオ」





もし…もしもソウがいなくなったら…なんて考えてしまう。





いつも側に居てくれたソウを、私の存在を当たり前のように受け入れてくれていたソウを、私はもし失ったらどうなってしまうんだろう…






そう思ったら何故か急に怖くなった。





震えるほどソウが心配になって不安な感情がじわじわと身体中にまとわりつく。






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