WOLF-孤独のその先-
ケイの眉間には見たことも無いほど深いシワが寄せられる。
「もしかしてあいつが一晩中探してた女ってお前の事か?」
ソウが一晩中探してた女…?
え、そうだったの…だからソウもしかして今日私服で学校にいたの…?私を探して…
驚きが隠せず少し大きく目を見開いて目の前のケイを見上げると、ケイは何を察したのかため息を一つ落とした。
「キョウは、キョウはお前がここにいる事知ってんのか」
「知らない…さっきいきなり連れてこられたから」
「ソウとの関係は」
「それは知ってる…」
キョウヤは私とソウが幼馴染な事は前から知っている。
それに私とソウが一緒にいた所もチヒロさんと見てたし