いいじゃん、俺の彼女になれば。
「ミルク~。
ミルク~。
ミルクちゃ~ん」



今日も真っ白で、ふっかふか。



お日様みたいな、いい匂いがする。



ミルクをギュッと抱きしめて、あったかい体に顔をうずめた。



その瞬間……。



「お待たせ」



そんな言葉が、かけられた。



「あ、琉玖」



振り返りざまミルクをおろす。

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