仮氏
結局そこから結構な量を飲んで、久しぶりにフラフラになりながらタクシーを降りて部屋を開けた。

玄関に立ち尽くすと、ぼろぼろ涙がこぼれてきた。
もうずっと頭の中は彼でいっぱいで、考えないようにしても、無理。
だけど彼は私のものじゃないし、これから先も私のものにはならないと思う。


胸が苦しい。


あぁ、私彼のこと好きなんだ………。
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