史上最悪!?な彼と溺甘オフィス
お酒美味しい。


ごはんも美味しくて、


楽しかったーー。


フワフワして、いい気持ち。


このまま眠りたい。


「ーら。 佐倉っ。

部屋着いたから、いい加減起きろよ」


うるさいなぁ。

せっかく気持ち良く寝てるのに・・・

「ほら、水飲め。 てゆーか、いい歳して潰れるまで飲むな」


「うるさいなぁ。 潰れてなんかない・・・ あれ??」

濡れたように艶やかな黒髪、

漆黒の綺麗なアーモンド型の瞳、

薄い唇、

趣味のいいモスグリーンのネクタイ、


本当にどこにも隙がない。


さすがミスターパーフェクト(性格以外)


「えっ!? 霧島さん、なんでうちにいるんですかね・・」

急速に目が覚めてきた。
なんで霧島さんが部屋にいるの??

霧島さんは盛大に溜息をつきながら、上着を脱いでクローゼットを開ける。


なんで、私の部屋のクローゼットを堂々と開けて・・・


あれ? あのクローゼット見覚えない。


「あのなぁ。ここはお前の部屋じゃなくて俺の部屋。

お前、ガンガン飲むから酒強いのかと思ってたら店でいきなり潰れて・・・
タクシー乗った瞬間に寝やがるし。

捨ててく訳にも行かないから、とりあえずうちに連れて来たんだよ」


あぁ、ますます酔いが覚めてきた。
会社の人相手に何してるんの、私。
しかも相手は霧島さん・・・
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