七色の空
車内の助手席でソフトクリームを舐めている林檎。先程の男が運転する車である。外はすっかり暗くなってしまった。
運転席の男は時折、ソフトクリームを美味しそうに舐める林檎を横目で見る。男「さすがだね」
林檎「何が?」
男「舐め方がエロい(笑)」 こういう時の男というものは、下心丸出しの顔をしていて、何とも見苦しいが、林檎はそういう事には慣れている。むしろ、自分が男を支配しているような優越感すら感じるのだ。林檎は、さらにイヤらしくソフトクリームを舐めてみせる。
林檎「(笑)」
男「(笑)」
男の股間が硬くなり始める。
男「どこ行こうか?」
林檎「別に。ドライブできればいいよ」
男「音楽かけようか」
林檎「音はいいや」
男「どして」
林檎「ウルサイから」
男「…了解」
林檎「…」
男「今何考えてるの?」林檎「べつに」
男「泣いてたのは男?」林檎「きっとね」
男「いい男なんだ林檎ちゃん泣かせるなんて」林檎「つまんない男だよ、私ぐらいしか相手する女なんていないとおも」
男「うらやましいね」
林檎「名前は?」
男「オレは金子新也」
林檎「歳は?」
男「何才にみえる?」
林檎「…」
男「(笑)22ね」
林檎「じゃ新也君ね」
新也「いくつなんですか?」
林檎「…」
新也「18?」
林檎「うん」
新也「18でAV女優かぁスゲぇーな」
林檎「やっぱ若い方がいい?」
新也「18とかって言われるとやっぱテンション騰がっちゃうでしょ!いいのッ?みたいな(笑)」
林檎「ふん」
新也「景色綺麗なとこ知ってんだけど行ってみる?」
林檎「そだね」
車は、窓外に街のネオンを流しながら規制速度で走ってゆく。
運転席の男は時折、ソフトクリームを美味しそうに舐める林檎を横目で見る。男「さすがだね」
林檎「何が?」
男「舐め方がエロい(笑)」 こういう時の男というものは、下心丸出しの顔をしていて、何とも見苦しいが、林檎はそういう事には慣れている。むしろ、自分が男を支配しているような優越感すら感じるのだ。林檎は、さらにイヤらしくソフトクリームを舐めてみせる。
林檎「(笑)」
男「(笑)」
男の股間が硬くなり始める。
男「どこ行こうか?」
林檎「別に。ドライブできればいいよ」
男「音楽かけようか」
林檎「音はいいや」
男「どして」
林檎「ウルサイから」
男「…了解」
林檎「…」
男「今何考えてるの?」林檎「べつに」
男「泣いてたのは男?」林檎「きっとね」
男「いい男なんだ林檎ちゃん泣かせるなんて」林檎「つまんない男だよ、私ぐらいしか相手する女なんていないとおも」
男「うらやましいね」
林檎「名前は?」
男「オレは金子新也」
林檎「歳は?」
男「何才にみえる?」
林檎「…」
男「(笑)22ね」
林檎「じゃ新也君ね」
新也「いくつなんですか?」
林檎「…」
新也「18?」
林檎「うん」
新也「18でAV女優かぁスゲぇーな」
林檎「やっぱ若い方がいい?」
新也「18とかって言われるとやっぱテンション騰がっちゃうでしょ!いいのッ?みたいな(笑)」
林檎「ふん」
新也「景色綺麗なとこ知ってんだけど行ってみる?」
林檎「そだね」
車は、窓外に街のネオンを流しながら規制速度で走ってゆく。