七色の空
チャプター61
「優しい男」〜つづき2
街の見渡せる高台に車がとまっている。車内では、新也が林檎にキスをする。新也の右手が林檎の上着の中に忍び込む。林檎は新也の絡める舌を離すと、目を閉じたまま新也の愛撫に身をまかせる。吐息がもれる。新也は助手席の椅子を倒すと、林檎の上着をまくり、ブラジャーを外すと乳首を口に含む。林檎の指は、新也の髪をかきわける。新也の手は、林檎の濡れた下半身へ伸び、その手は下着をくぐると、指で濡れた局部の突起物を転がし、穴の中で震わせる。
林檎「…いや」
新也は、林檎の下着を下ろすとクンニする。
林檎「やだ…」
新也はズボンのベルトをはずし、濡れた穴に硬く勃起したモノを挿入する。
 外から見た車は、新也の腰の動きに合わせて揺れている。
新也は、林檎の足を脇に挟み、林檎に唇を重ねながら腰を突く。激しく、激しく。興奮している新也は林檎の口の中へ舌を入れようとするが、林檎は拒んで横を向く。新也は、横を向いた林檎の唇に舌を押し込もうとするが、突然腰の動きを止める。
新也「…」
新也は性器を挿入したまま林檎を見下ろす。
林檎の頬に一筋の滴。
新也「下はこんなに濡れてるのに…」
新也は林檎の下着をはかせてやる。それから林檎の胸に顔をしばらく埋めた後、
新也「AV女優でも、好きでもない男とエッチの最中泣いたりするんだ?」
林檎「…」
新也「その男、アンタのなんなのさ?何があったんだよ…」
林檎「…」
新也「俺に何か出来ることある?」
林檎「…」
新也は運転席に移動する。
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