幼馴染みの期限
今日だって、幼馴染みの期限が来て、広海が側にいない事がショックで、異動の話だって全然知らなくて、またショックを受けて……
何度も聞くチャンスはあったのに、才加との関係だって確かめられないままで、宏美さんや樺山さんに優しくされても『ありがとう』って言葉一つ言えなくて……
それどころか、"本人にぶつけてこい"なんて、樺山さんには怒られながらも背中を押してもらって……こんな自分が情けなくて仕方ない。
……だけど。
ほぼほぼ頭が空っぽの状態で外に向かっていた私だったけど、たった一つの想いだけは心に決めて足を進めていた。
……どんな結果になってもいい。
今までの関係が変わっても、壊れてしまってもいい。
『好きな人には、ちゃんと好きだって伝えたい』
ただそれだけを想いながら、飛び出していたんだ。
***
私は、しっかりと顔を上げて、向井くんと向き合った。
「……向井くん、私ねーー」
もう、向井くんの気持ちからも逃げたくない。
好きな人に『好き』って気持ちを伝えたいんだから、好きだった人にも、ちゃんと気持ちを伝えないといけないから。
何度も聞くチャンスはあったのに、才加との関係だって確かめられないままで、宏美さんや樺山さんに優しくされても『ありがとう』って言葉一つ言えなくて……
それどころか、"本人にぶつけてこい"なんて、樺山さんには怒られながらも背中を押してもらって……こんな自分が情けなくて仕方ない。
……だけど。
ほぼほぼ頭が空っぽの状態で外に向かっていた私だったけど、たった一つの想いだけは心に決めて足を進めていた。
……どんな結果になってもいい。
今までの関係が変わっても、壊れてしまってもいい。
『好きな人には、ちゃんと好きだって伝えたい』
ただそれだけを想いながら、飛び出していたんだ。
***
私は、しっかりと顔を上げて、向井くんと向き合った。
「……向井くん、私ねーー」
もう、向井くんの気持ちからも逃げたくない。
好きな人に『好き』って気持ちを伝えたいんだから、好きだった人にも、ちゃんと気持ちを伝えないといけないから。