閉じたまぶたの裏側で
…と、思ったけど…。
よく考えたら翌朝もキスをした。
私が迷っている事に應汰が気付いてくれなければ、あのまま私たちは、最後までしていたかも知れない。
あの時よりは應汰の事、好きだとは思うけど…まだ迷ってるって言うのが本音だ。
でも、もし…。
今、あの時と同じように應汰に迫られたら…私は、どうするんだろう?
シャワーを終えた應汰が、部屋着に着替えタオルで髪を拭きながら戻ってきた。
私はできるだけ意識しないようにと自分に言い聞かせながら、キッチンで料理を続ける。
應汰は私のすぐ後ろに立って、肩越しにフライパンを覗き込んだ。
フライパンの中では炒められたベーコンやタマネギ、マッシュルーム、ピーマンとパスタがケチャップを絡められるのを待っている。
「いい匂い。めっちゃうまそう。」
「そう?ただのナポリタンだよ。料理ってほどの料理でもないんだけど…。」
「そっちもうまそうだけどな。俺が言ってるのは、こっち。」
私の肩に顎を乗せ、耳元にくっつくほど鼻先を近付けて甘える應汰に、少し焦ってしまう。
いい匂い、めっちゃうまそうって…私の事?!
動揺しているのを悟られないように、私はわざとかき混ぜる手の動きを大きくして、應汰の脇腹に肘をぶつけた。
それは思ったより強くヒットしたらしく、應汰はお腹を押さえて痛そうにしている。
よく考えたら翌朝もキスをした。
私が迷っている事に應汰が気付いてくれなければ、あのまま私たちは、最後までしていたかも知れない。
あの時よりは應汰の事、好きだとは思うけど…まだ迷ってるって言うのが本音だ。
でも、もし…。
今、あの時と同じように應汰に迫られたら…私は、どうするんだろう?
シャワーを終えた應汰が、部屋着に着替えタオルで髪を拭きながら戻ってきた。
私はできるだけ意識しないようにと自分に言い聞かせながら、キッチンで料理を続ける。
應汰は私のすぐ後ろに立って、肩越しにフライパンを覗き込んだ。
フライパンの中では炒められたベーコンやタマネギ、マッシュルーム、ピーマンとパスタがケチャップを絡められるのを待っている。
「いい匂い。めっちゃうまそう。」
「そう?ただのナポリタンだよ。料理ってほどの料理でもないんだけど…。」
「そっちもうまそうだけどな。俺が言ってるのは、こっち。」
私の肩に顎を乗せ、耳元にくっつくほど鼻先を近付けて甘える應汰に、少し焦ってしまう。
いい匂い、めっちゃうまそうって…私の事?!
動揺しているのを悟られないように、私はわざとかき混ぜる手の動きを大きくして、應汰の脇腹に肘をぶつけた。
それは思ったより強くヒットしたらしく、應汰はお腹を押さえて痛そうにしている。