双姫 Ⅱ


双覇side


「朱音!朱音ってばぁ!!」


「燐!揺らしてはいけません!!」


「保健室連れてくぞ!頭は揺らすなよ?」


類が朱音を抱え、急いで保健室に向かった。


「ベッドに寝かせましょう。
熱中症かもしれないので一応熱冷ましを。」


「朱音…無理してたのかなぁ。」


「無理なら言うだろ。
コイツだって楽しみにしてたんだからよ。」


『うぅ〜…う?』


「朱音!大丈夫??」


案外早く目を覚ました。


双覇sideEND


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