双姫 Ⅱ


双覇(玲、燐、李樹、愁斗)side


「いやぁ〜…ヤキモチには度が過ぎるねぇ!!」


「しかも真顔だったよな!」


さっきの類の態度に大ウケしている燐と愁斗。


「笑い事ですか。
責められる私の身にもなって下さい。」


深いため息をする李樹。


確かにとばっちりを受けたんだからな。


「にしても、あれは相当惚れ込んでるねぇ♪」


「それが裏目に出なければ良いがな。」


朱音の制服の件も
他の奴らに見せたくなくてあんな事を言った。

それを朱音は気付いてない。
鈍感なのもあるが類も分かりづらいからな。


「全く…サッサとくっつけば良いんですよ!」


ほら、痺れ切らして李樹がキレた(笑)


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