そんな瞳でみつめないで【ぎじプリ】
「ほら、あったよ」
『あ、ありがと!ルイト!!』
「いーえー。俺は目が良いから任せて」
『ふふっ…。だから、私の服が新しいのも気付いたの?』
「それは、朱里に似合ってたから。でも……」
『えっーー…?』
椅子に座る私と目を合わせるように屈むルイト。
顎に手をあてられて、透きとおるようにクリアな瞳が近づく。
甘い予感を感じて、瞳をそっと閉じた。
ーーーでも、気配はとても近くに感じるのに、予測してた感触はちっとも訪れない。
『ルイト……?』
そっと、瞳を開けると、まつ毛がくっつきそうな位に近くで私を見つめるルイト。
戸惑う私に気づいてないかのように、曇のない瞳で真っ直ぐ見つめてくるルイト。
「朱里…」
クイッと顎を持ち上げられて、今度こそ、と瞳を閉じる私。
焦らされて、戸惑いよりもこの後訪れる甘い時間に思いを馳せる。
「朱里、目を開けて」
でも、またそんな期待はまた一瞬で壊されて…。