恋チョイス
「なんだよ、たくらむって!」
ゴウダは憤慨した。
「ここは秘密のたまり場なんだよ。だから、ゴミのすきまに、秘密の通路がつくってあんの」
あたしは、まぜっ返した。
「そして、あわれな女のコは、入ったがさいご、永遠に秘密の場所から出られないってわけね」
「そんなんじゃねえよ!」
「さあ、どうだか。あたし、ゴミのあいだ通るのなんか願いさげ。正面のドアから入る。開けて」
「そこはダメだ。サツよけにバリケードが築いてあるからな」
「あっそ。じゃ、さよなら」
あたしは、さっさと帰りだした。
すぐさま、悲鳴が追いかけてくる。
「わかったよ! 開けりゃいいんだろ!」