Truelove~愛すること~
中学生になってからのこと。
家に帰るとあの女が珍しくいて。
「お前さぁ。家でていってくんない。」
そう言ってきた。
「はぁ?どこに住めって言ってんのよ」
「そんなの知らないわよ。女なんだし何とかなるんじゃない」
ふざけんなふざけんなふざけんな!!!
お前それでも母親かよ…………!!
「とにかく、明日までに出てってくんない。」
「っざけんな。いい加減にしろよ、ババア!!」
爆発した。
今までためてたもの全部。
「はぁ?てめぇこそふざけんな!誰のおかげで生活できると思ってんだよ!!」
ムシズが走る。
よく言うよ。
お前の金じゃねーだろ。
「何言ってんだよ!?てめぇの金じゃねーだろ!!
お父さんの保険金かてめぇの男の金だろーが!!」
「……っふふ、ハハハハハハハハハハ!!!!」
頭が狂ったのかいきなり笑いだす。
「よく言うねー。ていうか、
てめぇなんか、いらないんだよ!!
とっととあたしの前から消えろ。」
その瞬間あたしは思った。
殺してやる。
いつか、殺してやる。
そう心の中で思った。