善悪の境界線
私は青と龍をモチーフにした、まるで魔法少女のような格好をしていた。それに、青い羽が生えている。ショーパンで、髪も結ってある。
「…………え、なに、これ?戦う用コスチューム的な…?」
羽をパタパタしてみる。すごい…神経通ってる…。
「そうよ。それを着ていることが、天使という証であり、そして戦いの装備であり、能力を使えるの。………はぁ。契約規約に同意なしで契約しちゃうなんてね…」
夏期が呆れた顔で前に踏み出してくる。
………っていうか……
「……ごめんね。それより、あの…」
私は言いにくいことなので、控え目に言う。
「なにかしら?」
「……私、装備って戦隊モノだと思ってたんだけど…さ、先に言ってよね、こんなファンシーでフェミニンだなんて思ってなかったわ…」
………………。
夏期も冬期もびっくりしたかおで見ている。すると、冬期がハッとしたように声を出した。
「………え!!今の話の流れでなんで戦隊モノなのよっ!!!青藍ちゃんて、わ、割とバカなの?」
ピクッ。
ふ、冬期にバカって言われるなんて……一生の不覚。
「あ、ご、ごめんね?そんなに怒らないで!でもすごーく似合ってるよ!可愛いー!」
冬期が目をキラキラさせる。そ、そうかな?良かった……。唯一、スカートじゃなくてショーパンだったことが救いね。
「…………え、なに、これ?戦う用コスチューム的な…?」
羽をパタパタしてみる。すごい…神経通ってる…。
「そうよ。それを着ていることが、天使という証であり、そして戦いの装備であり、能力を使えるの。………はぁ。契約規約に同意なしで契約しちゃうなんてね…」
夏期が呆れた顔で前に踏み出してくる。
………っていうか……
「……ごめんね。それより、あの…」
私は言いにくいことなので、控え目に言う。
「なにかしら?」
「……私、装備って戦隊モノだと思ってたんだけど…さ、先に言ってよね、こんなファンシーでフェミニンだなんて思ってなかったわ…」
………………。
夏期も冬期もびっくりしたかおで見ている。すると、冬期がハッとしたように声を出した。
「………え!!今の話の流れでなんで戦隊モノなのよっ!!!青藍ちゃんて、わ、割とバカなの?」
ピクッ。
ふ、冬期にバカって言われるなんて……一生の不覚。
「あ、ご、ごめんね?そんなに怒らないで!でもすごーく似合ってるよ!可愛いー!」
冬期が目をキラキラさせる。そ、そうかな?良かった……。唯一、スカートじゃなくてショーパンだったことが救いね。