あの夏の日 #6
「…」
「ねぇ…」
「…」
トンッ
「ねぇ?」
「わぁっ!」

考えてて聞いてなかったぁ!

「何、考えてたの?」
不貞腐れて、聞いてくる先輩。
って言うか、人格変わり過ぎ!

「あ、いやその…中学は不安で…」
「中学?いや、大丈夫だって!小学より 楽しいよ!」

ふぅー。なんとか誤魔化せた。

「そんな事よりさぁ。」
少し期待している自分がいる。次の言葉を待っていた?
「授業、サボろうよ!」
えっ?そっち?
多分今の私の顔は、ボケーっとしているはず。
少し、期待とずれてしまった。

「今、ちょっと期待してたでしょ?」
は?今の言葉で我に帰った。
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