あの夏の日 #6
「あ、ありがとうございます。」
「どういたしまして。」
先輩は、歯を見せてニコっと笑った。

ま、眩しい!
あっ!そんな事より、入学早々遅刻は…
先輩は、気づいていないみたい。

「あの…これからどうします?」
「えっ?どうするって?」
「えっと、授業始まっていると思うんで すが。」
先輩の表情が急変した。

「すっかり、忘れてたわ。」
力無く、ベットに両手をついて座った。

こんな少し、抜けているところも全てかっこいい!
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