あの夏の日 #6
先生は、考えるのをやめて、
「はーい、次は気をつけてね。」

ガラン。
扉を開け、保健室の方を見た。

「莉咲ちゃん。何組なの?」
「A組です。」

「それと、ここに先生くる前、誰かいた ?」
…⁈
色々あった事、見られてたかな?と焦った。
でも、先生は何も知らない顔をしている。

「いなかったです。」
「あ、ありがとね。」
なんでそんな事、聞くんだろう?と思いながら、

「失礼しました。」

保健室を後にした。

< 14 / 67 >

この作品をシェア

pagetop