あの夏の日 #6
歩き始めた時。
「あっ?!」
皆が後ろを振り向く。
「用事思い出したから、先行ってて!」
と加衣。

「ラジャー!」
私は、そう言って先頭の姫衣を追った。


中庭のベンチに着いた時。ベンチは、満席で噴水の淵も満席。

私達は、環境委員からレジャーシートを借りて木陰に敷いた。


今まで、歩いていたから顔がよく見えなかったけれど、今、せいちゃんの顔はとてつも無く険しい物だった。


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