あの夏の日 #6
やっと、帰れるぅー!

グーンとライバルと後ろに伸びをした。


ギュッ
腕がほどけない。
「きゃははは!」

「姫衣ったらぁ…」
「ったく、あんた。遥樹先…」

バタバタ…
「あわわわわわゎゎゎゎ…」

ちょっと、せいちゃん!
「図星なんだっ!」
イタズラな笑みを浮かべた。

ガサッゴソッ…
は、早く鞄に詰めて帰ろ…

私は、手を上げて
「じゃ、じゃあね。」
スタスタ歩いたけど…

トンッ…
肩をがっちりガード。
絶対、せいちゃんに決まってる。

「えっ?あぁー。」
何と無く、分かるような…
せいちゃんが顔で何かを伝えている。

「あっ!」
私は、すっかり忘れてたけどお礼を言わなくちゃ!


隣の席って、誰だったっけぇ?
慌ただしくて、小学生から一緒なはずなのに見てなかった。


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