未来から下剋上しまーす!
『好きとか言ってないのに嫉妬とかさ…気持ち悪いよね。
今更、なに?って感じだよね。
散々振り回しといて…怒らせといて…問題起こしといて…
何なんだよ!って感じだよね。
迷惑だよね。
莉茉がその立場だったらきっとそうだもん。
大丈夫。
何も言わなくていいよ。
聞きたくないし、聞こうとも思わないし。
ソラナの方が大切だもんね』
ボロボロの顔で寂しそうに微笑む。
「…ちがっ『もう、隠さなくていいよ?
莉茉に気を使わなくていいよ。
ちゃんと言ったから。
気持ちを捨てられるから。
全てをやり直すから。
ただ…言いたかっただけだから。
莉茉を…忘れていいから…。
春希くんだって…
自分のことをずっと好きでいてくれる人の方が…
気持ちをストレートに言ってくれる人の方が…
嬉しいでしょう?
そしたら……