starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そんな時だ。両親揃ってやってきた。

「久しぶり、玄馬君」
「ご無沙汰しております。」
「さてと。」
「……」
「……」

父と玄馬の間に流れる無言の空気。母はクスクス笑い、理桜は玄馬の横で唖然としていた。

「ねぇどうしたの?」
「待てって……ッ///」
「ほら。お父さんも。」
「ん」
「あの!おじさん。」
「なんだ?」
「僕はまだ高校生ですし理桜さんも同じです。ですから卒業してからになりますが…」
「…」
「理桜さんを僕にいただけないでしょうか。」
「へ?」
「…フフ」

思いがけない言葉に誰よりも驚いたのは理桜だった。両親はやはりという顔で玄馬を見つめた。
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