starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
溜息混じりのまま理桜は膝を抱えた。

「どうされました?姫」
「簾音さん…簾音さんなら知ってる?」
「何がでしょうか?」
「玄馬の欲しいもの…」
「さぁ。半年ほど前までの玄馬様の欲しいものなら知っていますが。」
「何?」
「聞いて後悔しませんか?」
「解んないよ、聞いてみてからじゃなきゃ」
「愛…でございます」
「冗談ならいらないよ。私本気何だけど…」
「私も本気ですが?」
「…何で?何で愛なの?」
「愛が信じれなかったのでしょう。家族愛ならまだしも女性と交わす愛情を…でございます」

その簾音の顔は笑顔ながらもまじめな表情が伺えた理桜は信じるしかなかった。
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