starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そうしてため息の中皆思い思いに時は過ぎていった。


時は過ぎて翌月の良く晴れたこの日、理桜はいつも以上に緊張していた。両親からは落ち着いて?と促され、那玖留からは大丈夫だよ!なんて励まされ…しかし緊張は一向に溶けることはなかった。そんな中城崎の屋敷に着いた姫野一家はどうということもなく客間に通された。理桜には相変わらず簾音が就く。緊張しか知らないかのような理桜の元に悠馬はやってきた。

「姉ちゃん、何そんな緊張してんの?」
「悠馬君…那玖ならあっちよ?」
「なっちゃん?何で?」
「え?」
「聞いてない?別れましたよ?俺ら」
「え!?」

悠馬は思いも寄らない事をいいだした。
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