starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そう意地悪そうに言う玄馬に頬を膨らませて理桜は顔を背けた。

「どうせ私は素直じゃない泣き虫ですよ!お子さまですよ!」
「解ってるならそれでいいんだが。」
「なんて?…ひどくない!?その言い分!」
「酷いとは思わない。間違ってない事だからな。それを自覚していてくれて助かる限り。」
「だから…!……ッ」

言い掛けた理桜は次の瞬間にも玄馬の腕の中にいた。抱きしめたまま玄馬は耳元でささやいた。

「泣き虫だろうと子供だろうといい。俺がずっと傍にいて守ってやる。俺にとっての姫は理桜だけだから。」

そういいながら体を離した。『ばか…』と呟くと理桜は玄馬の手を握った。
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