starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そう言いながらも初めて見せる笑顔に捨てるに捨てれなかった理桜は俯いてしまった。

「連絡待ってるから。ヤらせとかなんかじゃないヤツだから大丈夫」
「そんな事…」
「ほら、帰るんだろ?父さん達待ってるぞ?」
「あ…うん。」

そうして理桜を見送った玄馬。そんな玄馬の後ろから小さく笑いながら声をかける男性が居た。

「珍しいですね、坊ちゃんがあんなに初めての会食で笑うとは。」
「青山、うるさい。」
「失礼を承知で言っております。ただ私は嬉しい限りでございます。」
「何がだ。」
「坊ちゃんにもまだ高校生の血が流れていたんだなと…」
「青山…っ!」
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