starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「そうなんですか?」
「内緒よ?ばれたら怒られちゃうから。」

そう話しながら髪を整えながら切りそろえていきロブになった。ふわふわとしたイメージで似合っていた。

「…うん、似合う。」
「そっかな…///」
「まぁこんなもんか…」
「…待って?!」

そう、今更ながら理桜は気付いた。

「どうした?」
「私…持ち合わせ足りないかも…どうしよう」
「は?何言ってんの?」
「だって私…」

泣きそうになっている理桜を横目に玄馬はカードを出した。

「ちょっと…待って?」
「何?」
「そんなダメだよ!」
「俺が勝手に連れてきたんだから。いいからこれで切ってくれ。」
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