生きる。
「「「「「お疲れ様です!」」」」」
いつも通り挨拶してくれるみんな。
そんな中急いで近寄ってくる和真と大翔(ひろと)。
「由茉さん!大変です!!」
「どうしたの?
っていうか私?」
「それがケーキ予約できなかったんです!!」
「……は?」
「いつも12月の頭には予約するんですけど……
俺は和真が予約してると思ってて
和真は俺が予約してると思ってて
勘違いして予約できなくて!
人数多いし毎年予約してたのに!!」
「まぁ、落ち着いて。
大きなオーブンさえあれば私作れるんだけど…
うちのは小さいしなー。」
「ならここの使えば?」
「…………ん?
ここの…?」
私は湊が何いってんのか最初わからなかった。
「そ、ここの。
こっち来て。」
湊はそういうと私を引っ張って階段を上がり、
いつもの部屋の隣のドアを開けて入った。