生きる。
爽の合図でクリスマス会が始まった。
夜は走りに行くみたい。
「由茉さん!美味しいです!」
大翔や悠人(ゆうと)が
そんなことを何回もいってくれる。
でも違う方向から……
「あれ、今年は手作り~?
なんでー?」
そんな声が……
「すみません、今年は予約できなくて。
でも全然上手いですから!」
そういう大翔。
「えー、大翔まじつかえなーい。」
そんなことを言う湊の幼馴染み。
「ちょっと、そんなこと
言わなくてもいいんじゃないですか?
そんなことで人のことを使えないなんて
言わないでください。」
大翔の顔を見ていたら黙っていられなかった。
「は?なに?ただの妹の分際で。」
「由茉さん…俺大丈夫ですから。」
「でもっ!」
「由茉。」
私が大翔に言い返そうとしたら哉斗に止められた。
「……ごめん。」
私はその場を離れた。
はーイライラする。
「由茉さん。」
イライラしてる私に話しかけてきたのは秀だった。
「あ、秀!もしかして彼女!?」
「はい!彼女の莉桜です!」
うわー、美人さん…。
「初めまして。荻山莉桜(おきやりお)です。
秀からいつも話聞いてます。」
そう私に笑顔のまま話しかけてくれた。
うわー、女の子とこんな普通に話すの美波以来だ…。
「あ、三浦由茉です。
たぶん、ここの姫です。
同い年なんだよね?由茉でいーよ!」
「たぶんって!
じゃあ私のことは莉桜って呼んでね!
ご飯、すっごく美味しいよ!」
「ほんと?よかったー。
女の子に言われるとより嬉しい!」
「ね、由茉も桜が丘なんでしょ?
私A組だよ!由茉はEだよね?
噂、私のとこにも来てたから覚えたの。
あのときは大変だったね!
私は全く信じてないから仲良くしてね?」
「うん!ありがと。」
「来年は同じクラスだといーね!」
そうだね!というと私は和真に呼ばれた。
「じゃあまたあとでね」
そういうと私は和真の元へ戻った。