生きる。
「なぁ!」
「うわっびっくりしたー。
どうしたんだよ、湊。
らしくねーな。」
あれ、純。体調はもういいのかよ。
「今由茉の家に行ったら
引っ越し業者のトラックが停まってた。
電話しても誰も繋がらない。」
「は?引っ越し?嘘だろ?」
颯も驚いている。
「なぁ、哉斗、24日由茉なんかいってたか?」
「いや、一人になりたいってことくらい。
それで屋上なら誰も来ないからって鍵渡した。
ご飯作ってるときも普通だったよ?」
「帰るとき急いでたよな。
飛鳥さんと航大さんになにか話して、
俺一瞬飛鳥さんと目合ったんだよな。
そのあとすぐ二人の驚く声が聞こえて、
帰ってったよな。」
「…あの二人ならなんか知ってるかな?」
俺が言おうとしたら颯に先に言われてしまった。
とりあえず俺は飛鳥さんに電話をした。
『もしもし?』
「湊です。お疲れ様です。
あの、由茉が今どこにいるか知ってますか?」
『由茉?家か…この時間なら空港か?
詳しく聞いてないし晴輝とも連絡とってないから
俺がわかるのはそれだけかな。』
「わかりました。ありがとうございます。」
俺は電話を切った。
「飛鳥さん、なんだって?」
「どこにいるかって質問には家か、
この時間なら空港かもって。」
俺の言葉にみんなが驚いた。
「は?空港?なんで?」
「俺またあとで家にいってみるわ。」
俺はそういうと下に降りた。
和真、大翔、秀、悠人…
由茉が特に仲良くしてるやつらにも聞いたが
みんな何も知らなかった。
…なぜ電話にでない?
なんで何も言わない?
どこにいるんだ?由茉…