生きる。
「……いつまでくっついてんだよ。」
不機嫌そうな湊が私から哉斗を剥がした。
「いいじゃん、別に。
俺由茉ちゃんのこと好きだし。」
「ちょ、ちょっと!」
顔が赤くなるのがわかる。
「え、なに。
お前らうまくいったの?」
颯が聞いてきた。
「まあねー!」
なんて哉斗が私の肩に腕を回してきた。
「ちょっと!哉斗。」
私は哉斗を睨んだ。
「はは、
そんな可愛い顔されるといじめたくなるよー。
けどやめないと
湊に殺されそうだからやめとく。」
……まったく…
哉斗が私から離れたので私は湊の隣に座った。
「結局どっちなんだよ。」
颯がまた聞いてきた。
「あー、俺は見事に振られましたー!!」
「ちょ、そんなこと言わなくても…」
「いいじゃん。事実だし?
湊も気になってただろうし?」
哉斗はそう言って湊に笑った。
「なんで湊?」
「……こっち見んな。」
湊の手で目を塞がれてしまった。
「それよりさ、由茉昨日何してたの?
なんであの日突然帰ったの?」
爽が聞いてきた。