生きる。



最近湊への好きが溢れてしまいそうで…

好きで好きで仕方がない。

湊は私のことをどう思ってるのか

美波のことはどう思ってるのか

そればかり気になってしまう。


「由茉?どうした?」


「………え?」


「なんか顔暗い。寝るか?」


「あ、ううん!少し考え事してただけ!」


「考え事?」


「美波のこと。」


ほんとは湊のことだけど…。


「美波かー。

もう俺には遠い記憶しかないな。」


そう言って悲しそうな表情をした湊。

………やっぱだめだ。

美波には敵わないや。


「もうすぐ…一年か…」


「なにが?」


「何でもない!ところでみんなは?」


「飯の調達。由茉眠そうだったら。」


「あ、そうなの?申し訳ないね。」


「気にすんな。姫は俺の次の地位なんだから。」


しばらくして、みんなが帰ってきた。


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