生きる。



ん~眠い…


「由茉、少し寝たら?」


「んー…でも寝ると起きないから起きてる!」


もう夜。いつもの部屋には私と湊だけ。

静かだからまた眠くなる。


「あ、そうだ!」


私は鞄から箱を取り出した。


「これ、湊に。あげる。」


「え?どうした、急に。」


「本当はクリスマスプレゼントだったんだけど…

渡せなかったからタイミングなくなっちゃって。」


「まじか。さんきゅ。開けていい?」


「うん!いいよ。

気に入ってくれるといいけど。」


そういうと包みを開けた。


「キーケース?」


「うん!湊鍵裸で持ってるでしょ?

しかもよく鍵ない~とか言ってるし。

家の鍵にバイクの鍵、ここの鍵、屋上の鍵

あ、あと学校のロッカーの鍵とか

なんだかんだたくさんあるからいいかなーって。」


「さんきゅ。大事にする。」


笑顔でそう言うと頭を撫でた。

そんな湊にきゅんっとする。


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