明日へのヒカリ
「なぁ、由希」
その言葉に、私は後ろへと振り向く。
すると、聖矢兄ちゃんは、
「しっかり話せ。 逃げずに立ち向かえ。そうすれば絶対に、見えてくるものもある。全てが解かる。スッキリするからな」
なんの事を言っているのか分からなかったが、私は、コクリと首を縦に振った。
それを見た聖矢兄ちゃんは、満足気にうんうん、と頷いた。
「それじゃ、また近いうちにな!」
「うん!」
私がそう言うと、聖矢兄ちゃんは、手を振って、走っていったのだった。