明日へのヒカリ
「楓花ちゃん? 由希ちゃんと初対面だってこと、忘れないでねー?」
美涼姉ちゃんのその言葉を聞いてか、フウカさんは、ハッと我に返り、私から過ごし離れた。
「きゅ、急にごめんね? びっくり‥‥したよね?」
フウカさんが、急に引き下がるもんだから、私は驚いた。
……差が激しいな……。
私は、そんなことを思いつつも、「いや、大丈夫です」と、少し笑った。
美涼姉ちゃんがパンパンッと、手を軽く叩いた。
「ほらほら、自己紹介して〜。さっきから言ってるけど、一応二人は、初対面なんだからねー?」
美涼姉ちゃんの言葉に、私はおずおずと自己紹介を始めた。
「えっと‥‥、私は、間宮由希といいます」
私がそう言うと、フウカさんは、「由希ちゃんの事は、知ってる知ってる〜」と、言いながら、ふわりと笑った。