明日へのヒカリ
「帰り、図書室、一緒に行こ?」
優太が、こっちを見ながらニッコリ笑う。
「んー、そーだねー。一緒に行こうか〜」
私は、ゆるゆると返事を返す。
「あ!」
優太が、急に声を上げた。
何事かと、私は体ごと優太の方へ向いた。
すると―――‥‥
「由希〜! 今日のお昼、一緒に食べよ?」
なんて、可愛らしいお願いなのだろうか。
優太は少しだけ首を傾け、ニコニコと笑いながら、そんなことを言ってきたのだった。
しかも優太。
イケメン‥‥‥なのだが、それだけじゃないのだ。
イケメン。そう、イケメンだ。
‥‥‥すごくかわいい‥‥いや、綺麗?
優太を表す言葉といえば、そんなとこだろう。
だからだろう。
優太が首を傾げたら‥‥‥
鼻血もんなのである。
「優太、お弁当なの?」
私がそう聞くと、もし優太が犬だったなら、尻尾を千切れんばかりに振っているであろうという顔で、「うん!」と、答えたのだった。