明日へのヒカリ


―――‥‥只今昼休み。


「‥‥美咲? この方は一体誰なのかな?」


私が、美咲の隣りにいる男子を見ながらそう言った。

すると美咲はニコニコしながら、


「あぁ、そうそう。今日はコイツを
紹介しようと思ってねー」


と、美咲は親指で指しながらそういった。


―――‥‥‥数分前に遡る。


優太と私が、3人分の机をひっつけてお弁当箱のフタを、パカッと開ける。


美咲は、すぐに戻ってくるから、先に食べててー! と、言い残すと、すぐに教室を出て行った。

私と優太は不思議に思いながらも、
すぐに戻ってくるから、と言われたので先に食べることにしたのだった。


「わー! 優太のお弁当、おいしそー!」


色とりどりな、栄養バランスを考えられた完璧なお弁当が、目の前に佇んでいる。

私が目を輝かせていたからだろうか?


「玉子焼き、いる?」

「いる!」


そんな会話をして、玉子焼きを交換して、いざ試食! ‥‥‥と、思った瞬間‥‥‥


「ヤッホー!お待たせー」


と、のんきな美咲の声が聞こえたのだった。


< 27 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop