あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
金曜の夜、私はマンションに帰ると、そのままベッドにもぐり込んだ。逃げだと自分でも分かっているけど、今は何も考えたくなかった。
土曜日の朝、私が起きると携帯には小林さんからのメールが入っていた。
『起きたら連絡して』
たったこれだけのメールで時間は私が起きる少し前に着信している。私は何かメールを打とうと思うのに、何も言葉が浮かばない。そして、ベッドの上で溜め息を零しながら打ったメールは…。
『おはようございます。今、起きました』
『おはよう。今日はドライブに行こうかと思っているけど、それでいい?準備終わったらメールしてくれる?』
ドライブに行くなら弁当でも作ればよかったと一瞬思ったけど、今日別れることになると思うのに、お弁当なんか作っても小林さんを困らせるだけだろう。
『はい。分かりました』
私はそうメールすると、準備をすることにした。とりあえずシャワーを浴びて髪を乾かしたところでふと我に返る。私が着ていこうとして用意したものは、研究所の女の子と一緒に買い物に行った時に買ったというか買わされたワンピースでいつか小林さんと出掛ける時に着れればいいと思ったものだった。
最後になるかもしれないから、最後くらいは可愛い服を着たい。少しでも思い出に残りたいと思う私は小林さんと上手に別れることが出来るだろうか?
また溜め息が零れた。
土曜日の朝、私が起きると携帯には小林さんからのメールが入っていた。
『起きたら連絡して』
たったこれだけのメールで時間は私が起きる少し前に着信している。私は何かメールを打とうと思うのに、何も言葉が浮かばない。そして、ベッドの上で溜め息を零しながら打ったメールは…。
『おはようございます。今、起きました』
『おはよう。今日はドライブに行こうかと思っているけど、それでいい?準備終わったらメールしてくれる?』
ドライブに行くなら弁当でも作ればよかったと一瞬思ったけど、今日別れることになると思うのに、お弁当なんか作っても小林さんを困らせるだけだろう。
『はい。分かりました』
私はそうメールすると、準備をすることにした。とりあえずシャワーを浴びて髪を乾かしたところでふと我に返る。私が着ていこうとして用意したものは、研究所の女の子と一緒に買い物に行った時に買ったというか買わされたワンピースでいつか小林さんと出掛ける時に着れればいいと思ったものだった。
最後になるかもしれないから、最後くらいは可愛い服を着たい。少しでも思い出に残りたいと思う私は小林さんと上手に別れることが出来るだろうか?
また溜め息が零れた。