あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
私が現実に覚醒し、その勢いで身体を起こすと肩を掛布団から零れてしまった。軽いのがお気に入りの掛布団は重力に抗うことなくスルッと落ちてしまい何も身に着けてない身体を小林さんの目の前に晒してしまった。暗い所ならともかく、私の部屋の窓際からは朝の光が差し込んでいる。
「ひゃっ」
今までにないくらいの反射神経を動員して、パッと胸元を隠すと、私よりももっと反射神経のいい小林さんはスッと後ろを向いてくれた。
「はやく服を着ないと朝から襲ってしまうよ」
少しおどけるように言いながらも小林さんの耳が心なしか赤い。小林さんも今起きたばかりなのか、上半身裸のままで私に背中を見せていた。明らかに女の子とは違う筋肉の造形にただ綺麗と思ってしまい、触れてみたいと思ってしまった。
急がないといけないと分かっている。洋服を着るために小林さんは私に背中を見せている。それなのに私はそのまま抱きついてしまったのだった。それは単に触れてみたいとおもっただけ…。温もりを感じ背中に頬を寄せると肌越しに小林さんの声が聞こえた。
「うわ。美羽ちゃん」
予想では急いで洋服を着ているはずの私がいきなり後ろから抱きついてのだから、小林さんも驚いたのだろう。小林さんは急に私の方を見ようとするのを止めるかの如く、お腹に腕を回した。
背中に頬を寄せ「一分だけ」と呟く私に「わかった」とだけ掠れた声を響かせた。
「ひゃっ」
今までにないくらいの反射神経を動員して、パッと胸元を隠すと、私よりももっと反射神経のいい小林さんはスッと後ろを向いてくれた。
「はやく服を着ないと朝から襲ってしまうよ」
少しおどけるように言いながらも小林さんの耳が心なしか赤い。小林さんも今起きたばかりなのか、上半身裸のままで私に背中を見せていた。明らかに女の子とは違う筋肉の造形にただ綺麗と思ってしまい、触れてみたいと思ってしまった。
急がないといけないと分かっている。洋服を着るために小林さんは私に背中を見せている。それなのに私はそのまま抱きついてしまったのだった。それは単に触れてみたいとおもっただけ…。温もりを感じ背中に頬を寄せると肌越しに小林さんの声が聞こえた。
「うわ。美羽ちゃん」
予想では急いで洋服を着ているはずの私がいきなり後ろから抱きついてのだから、小林さんも驚いたのだろう。小林さんは急に私の方を見ようとするのを止めるかの如く、お腹に腕を回した。
背中に頬を寄せ「一分だけ」と呟く私に「わかった」とだけ掠れた声を響かせた。