あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「さ、美羽ちゃん。スーツケースを貸して。俺が持つよ」
「自分で持てます。キャスターもついているし」
「駐車場まで結構な距離があるから、歩くだけでも疲れるよ。だから、荷物は俺が持つ。さ、行こう。キャルは自分で荷物を持て」
そんな折戸さんの声でキャルさんの方を見ると、キャルさんが持っていたバッグを折戸さんに差し出している。これって…え??小さなバッグだけど…?
「持ってあげるのは美羽だけなの?」
「キャルはそのままでいいから、行くよ」
「でも…。」
折戸さんはキャルさんをそのままに私の手からスーツケースを取ると、ゆっくりと歩き出す。
「あの…折戸さん」
「ん?美羽ちゃん。どうした?お腹でも空いた?」
「いえ。大丈夫です」
「お腹空いたら言ってね。お兄さんが美味しいものを食べさせてあげるよ」
「ねぇ。美羽と翔って恋人なの?」
後ろから聞こえた声に反応したのは私だけではなく折戸さんもだった。それにしてもキャルはハッキリと物を言う。『恋人』だなんて…。
「違うよ。美羽ちゃんは日本で働いていた時の部下で、美羽ちゃんにはきちんとした彼もいるよ。そいつは俺の後輩で…とってもいい奴だよ」
私は折戸さんと出会ったのは本社営業一課…。そこには小林さんもいた。
「自分で持てます。キャスターもついているし」
「駐車場まで結構な距離があるから、歩くだけでも疲れるよ。だから、荷物は俺が持つ。さ、行こう。キャルは自分で荷物を持て」
そんな折戸さんの声でキャルさんの方を見ると、キャルさんが持っていたバッグを折戸さんに差し出している。これって…え??小さなバッグだけど…?
「持ってあげるのは美羽だけなの?」
「キャルはそのままでいいから、行くよ」
「でも…。」
折戸さんはキャルさんをそのままに私の手からスーツケースを取ると、ゆっくりと歩き出す。
「あの…折戸さん」
「ん?美羽ちゃん。どうした?お腹でも空いた?」
「いえ。大丈夫です」
「お腹空いたら言ってね。お兄さんが美味しいものを食べさせてあげるよ」
「ねぇ。美羽と翔って恋人なの?」
後ろから聞こえた声に反応したのは私だけではなく折戸さんもだった。それにしてもキャルはハッキリと物を言う。『恋人』だなんて…。
「違うよ。美羽ちゃんは日本で働いていた時の部下で、美羽ちゃんにはきちんとした彼もいるよ。そいつは俺の後輩で…とってもいい奴だよ」
私は折戸さんと出会ったのは本社営業一課…。そこには小林さんもいた。