あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「うん。美羽ちゃんの部屋を見たら、日本に居たときと変わらないみたいで安心する。本がいっぱいなところも拘わらなくて…本当に美羽ちゃんの部屋なんだって」
実際にフランスに来て買ったものなんか本当に少なくて、これで最低限生活できるくらいしか何も置いてない。本は増えるけど、それ以外は最低限なもので生活をしていた。殆どの時間を研究所で過ごすので、本当にここには寝に帰るだけの状況だった。
「一年くらいでは変わらないですよ。殆ど研究所で生活しているようなものですから」
「そうだね。でも、無理はしないで」
小林さんはニッコリと笑うと、優しく私を見つめる。見つめられるとドキドキしてしまって、息が苦しい。視線を一度逸らして、もう一度見ると…小林さんはまだ私を見つめている。
「はい。身体には気を付けます。コーヒーはブラックでいいですよね。私はミルクを入れますが」
「うん。ブラックがいいかな」
「そろそろ出来ると思います」
キッチンでコーヒーをマグカップに淹れている間も小林さんの視線は私に注がれて、胸がきゅんとなる。そんなに見つめられると溶けてしまいそうになるくらいに身体が熱くなってしまう。背中に視線を感じていた。小林さんの座るソファの前に置いてあるテーブルにコーヒーを置くと、私は向かい側にクッションの上に座る。
小林さんがここにいる。
夢みたい。
実際にフランスに来て買ったものなんか本当に少なくて、これで最低限生活できるくらいしか何も置いてない。本は増えるけど、それ以外は最低限なもので生活をしていた。殆どの時間を研究所で過ごすので、本当にここには寝に帰るだけの状況だった。
「一年くらいでは変わらないですよ。殆ど研究所で生活しているようなものですから」
「そうだね。でも、無理はしないで」
小林さんはニッコリと笑うと、優しく私を見つめる。見つめられるとドキドキしてしまって、息が苦しい。視線を一度逸らして、もう一度見ると…小林さんはまだ私を見つめている。
「はい。身体には気を付けます。コーヒーはブラックでいいですよね。私はミルクを入れますが」
「うん。ブラックがいいかな」
「そろそろ出来ると思います」
キッチンでコーヒーをマグカップに淹れている間も小林さんの視線は私に注がれて、胸がきゅんとなる。そんなに見つめられると溶けてしまいそうになるくらいに身体が熱くなってしまう。背中に視線を感じていた。小林さんの座るソファの前に置いてあるテーブルにコーヒーを置くと、私は向かい側にクッションの上に座る。
小林さんがここにいる。
夢みたい。