あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
震える手は鍵を中々開けることが出来ないでいる私の手を取ると、小林さんはカチャリと鍵を開け、そのまま部屋の中に雪崩れ込む。背中に玄関のドアを感じながらも小林さんのキスに酔っていく。リビングも通り抜け、寝室のドアを潜り私の身体はそのままベッドに沈められた。朝、起きた時に綺麗にしたのに、今はまたクシャっとシーツが依れる。
「責任とって。美羽ちゃんが俺を煽ったんだから」
まだ一緒に居たくて『帰りたくない』と言ったのが小林さんのどこかの琴線に触れたとしか思えない。でも、本当にあのまま歩いていたかっただけで、煽ったつもりは更々ない。
「その顔も反則。どうしようもないくらいに好きだよ」
そんな甘い言葉こその方が反則だと思う。でも、少しの反論も口には出来ないほどの熱で唇は塞がれ絡め取られていく。小林さんの腕の中で過ごす時間はとっても熱く甘いのに、それでいて、心の奥からゆっくりと熱に包まれていく。夜は甘くて苦しいくらいに自由を奪い、身体から力が抜けるまで愛された。
「幸せすぎて怖いな」
囁くように呟く小林さんの言葉に反論したくなる。
それは私のセリフ。
一年前よりもずっと小林さんの事が好きになっていて、離れた分だけ、会えない時間が…小林さんへの思いを深めたような気がした。
「私も幸せ」
「責任とって。美羽ちゃんが俺を煽ったんだから」
まだ一緒に居たくて『帰りたくない』と言ったのが小林さんのどこかの琴線に触れたとしか思えない。でも、本当にあのまま歩いていたかっただけで、煽ったつもりは更々ない。
「その顔も反則。どうしようもないくらいに好きだよ」
そんな甘い言葉こその方が反則だと思う。でも、少しの反論も口には出来ないほどの熱で唇は塞がれ絡め取られていく。小林さんの腕の中で過ごす時間はとっても熱く甘いのに、それでいて、心の奥からゆっくりと熱に包まれていく。夜は甘くて苦しいくらいに自由を奪い、身体から力が抜けるまで愛された。
「幸せすぎて怖いな」
囁くように呟く小林さんの言葉に反論したくなる。
それは私のセリフ。
一年前よりもずっと小林さんの事が好きになっていて、離れた分だけ、会えない時間が…小林さんへの思いを深めたような気がした。
「私も幸せ」