あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
キャルの控室を出ると教会の一番後ろの席に座り、徐々に結婚式が始まる準備が整っていく様を見ていた。沢山の花が飾られていて、木で出来たベンチにたくさんの招待客が座っていく。そんな中、パイプオルガンの奏者が席に着き、花嫁の介添人らしき人も楽しそうに笑っていて、新郎は真っ白なタキシードを着ていて、その顔には幸せの色が浮かんでいる。
キャルが入場するのを待っている状態だった。
周りの人はおしゃべりに花を咲かしているけど、私はそんな気持ちにはなれずに研究所の人と離れて座っていた。私が緊張しても仕方ないのに、緊張していた。現実なのにどこが夢のような光景を目の前で見ている気がした。
花に囲まれた祭壇に神父様がゆっくりと登壇し教会の中を見回すと、さっきまでのざわめきが静かになっていく。もうすぐ結婚式が始まるのを周りも気付いたのかもしれないもう結婚式が始まるという時に私の横にスッと人が座った。
一番後ろに座っているのだから、横に座る人もいるとは思うけど、前も空いているから態々私の横に座る必要はない。座る気配に横を向いて息を飲んだ。そこには居ないはずの人が座り、私に向かってニッコリと笑いかけていた。
今日も一段と穏やかな優しい空気を纏う優しい人。私が尊敬している先輩。
折戸さん…。
どうしてここにいるの?
日本に帰国しているんじゃないの?
キャルが入場するのを待っている状態だった。
周りの人はおしゃべりに花を咲かしているけど、私はそんな気持ちにはなれずに研究所の人と離れて座っていた。私が緊張しても仕方ないのに、緊張していた。現実なのにどこが夢のような光景を目の前で見ている気がした。
花に囲まれた祭壇に神父様がゆっくりと登壇し教会の中を見回すと、さっきまでのざわめきが静かになっていく。もうすぐ結婚式が始まるのを周りも気付いたのかもしれないもう結婚式が始まるという時に私の横にスッと人が座った。
一番後ろに座っているのだから、横に座る人もいるとは思うけど、前も空いているから態々私の横に座る必要はない。座る気配に横を向いて息を飲んだ。そこには居ないはずの人が座り、私に向かってニッコリと笑いかけていた。
今日も一段と穏やかな優しい空気を纏う優しい人。私が尊敬している先輩。
折戸さん…。
どうしてここにいるの?
日本に帰国しているんじゃないの?