あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
さっきよりも少しだけ起きたような声を出す小林さんに私も微笑み返した。視線が絡んで…もう一度フワッと抱き締められた。
「顔洗ってくる。美羽ちゃん。ごめん。タクシー呼んで貰っていい?」
「はい。タオル分かりますよね」
「うん。借りるね。じゃ、よろしく」
小林さんが身支度をしている間に私は着替えを済ませ、タクシー会社に電話をしてコーヒーの準備をした。もう少し時間があれば朝ご飯を一緒に食べることも出来ると思うけど、タクシーでマンションに帰ってから出社となると余裕はない。それに今でもコーヒーを飲んだらすぐにでもタクシーに飛び乗らないといけない時間になっている。
小林さんがバスルームから出てきたのはコーヒーがいい香りを立ち上らせたくらいのことだった私はソファの前のテーブルにコーヒーの入ったマグカップを置くと、小林さんは私の横に座った。その姿はとっても自然で、私の心臓をトクンと音を立てさせる。
「いただきます」
並んでコーヒーを飲むだけの時間しか残されていない。それでも私はたったそれだけだけど幸せを感じていた。コーヒーを飲む合間に小林さんはフッと息を吐いて、何か心に決めたように私の方を見た。そして、真剣な瞳を私に向けたのだった。
「美羽ちゃんにお願いがある」
「顔洗ってくる。美羽ちゃん。ごめん。タクシー呼んで貰っていい?」
「はい。タオル分かりますよね」
「うん。借りるね。じゃ、よろしく」
小林さんが身支度をしている間に私は着替えを済ませ、タクシー会社に電話をしてコーヒーの準備をした。もう少し時間があれば朝ご飯を一緒に食べることも出来ると思うけど、タクシーでマンションに帰ってから出社となると余裕はない。それに今でもコーヒーを飲んだらすぐにでもタクシーに飛び乗らないといけない時間になっている。
小林さんがバスルームから出てきたのはコーヒーがいい香りを立ち上らせたくらいのことだった私はソファの前のテーブルにコーヒーの入ったマグカップを置くと、小林さんは私の横に座った。その姿はとっても自然で、私の心臓をトクンと音を立てさせる。
「いただきます」
並んでコーヒーを飲むだけの時間しか残されていない。それでも私はたったそれだけだけど幸せを感じていた。コーヒーを飲む合間に小林さんはフッと息を吐いて、何か心に決めたように私の方を見た。そして、真剣な瞳を私に向けたのだった。
「美羽ちゃんにお願いがある」